第30回 KAWASAKI しんゆり映画祭2024 上映作品ラインナップ
※ ゲストトーク/イベントは、変更または中止になる場合があります。
「第30回KAWASAKIしんゆり映画祭 2024」は終了しました。
多くのお客様とご登壇いただいたゲストの皆様、ありがとうございました!
30回記念上映 今村昌平・岡本喜八 偉大な巨匠に敬意を表して
うなぎ(R15+)

上映スケジュール
11/2[土]10:10 映像館
11/3[日]14:15 映像館
天願大介さん
ゲスト
柄本明さん
ゲスト
●1997年/日本/117分 ●監督:今村昌平
●脚本:冨川元文 天願大介 今村昌平
●原作:吉村昭 ●撮影:小松原茂
●出演:役所広司 清水美砂 柄本明
あらすじ
妻の不貞を目撃し衝動的に殺してしまった山下。8年の刑に服し仮出所した彼は、利根川沿いの小さな町で理髪店を開業した。人間不信となりトラブルを避けるため近所付き合いもせず、ペットのうなぎを話し相手に自戒の日々を送っていた。ある日、うなぎの餌を採りにいった河原で、大量の薬を飲んで倒れている女性を発見して…。
スタッフのオススメ
役所広司さん演じる異色の主人公を通して、生きることの滑稽さと愛おしさを描いた名作中の名作。今村昌平監督は『楢山節考』に続き、第50回カンヌ国際映画祭グランプリ(パルム・ドール)を受賞。2つのトロフィーは川崎市アートセンターに展示されています。当映画祭の創始者のお一人でもあります。
副音声イヤホンガイド付き上映


保育付き上映(11/2のみ)
ゲスト
天願大介さん
11/3

映画監督・日本映画大学学長。出版社に勤務中の1990年、『妹と油揚』で注目され、1991年『アジアンビート(日本編)アイ・ラブ・ニッポン』で長編監督デビュー。以後、『無敵のハンディキャップ』(1993)、『AIKI』(2002)、『暗いところで待ち合わせ』(2006)、『世界で一番美しい夜』(2008)、『デンデラ』(2011)、『魔王』(2014)を監督。最新作は『赤の女王 牛る馬猪ふ』(2014)。脚本・脚色を手掛けた作品は、『うなぎ』(1997)、『カンゾー先生』(1998)、『オーディション』(2000)など多数。『十三人の刺客』(2010)の脚本で第13回菊島隆三賞受賞、第21回、22回、34回日本アカデミー賞優秀脚本賞受賞。劇作家、舞台演出家としても活躍中。
柄本明さん
11/2
1948年、東京都生まれ。76年に自身で劇団東京乾電池を旗揚げ。98年、『カンゾー先生』(今村昌平監督)で第22回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞受賞。また10年の李相日監督作『悪人』では第34回日本アカデミー賞助演男優賞を受賞した。近年の作品に、映画『ある船頭の話』(主演)(19/オダギリジョー監督)、『鬼平犯科帳 血闘』(24/山下智彦監督)、『まる』(24/荻上直子監督)、ドラマ「半沢直樹」(20/TBS)、「海の見える理髪店」(主演)(22/NHK)、舞台『てにあまる』(20)、『本日も休診』(主演)(21)などがある。2011年紫綬褒章、2019年旭日小綬章を受勲。

大誘拐 RAINBOW KIDS

上映スケジュール
11/4[月・振休]17:45 映像館
ゲスト
春日太一さん
●1991年/日本/120分
●監督・脚本:岡本喜八
●撮影:岸本正広 ●原作:天藤真
●出演:北林谷栄 緒形拳 風間トオル 岸部一徳
あらすじ
ある夏の日、紀州一の大富豪の老女が3人の若者グループによって誘拐される。誘拐の報に、老女を生涯最大の恩人と慕う凄腕の警部が捜査に乗り出す。一方、誘拐犯が要求しようとしていた身代金が5千万と知った老女はその金額に憤慨。身代金を百億に引き上げるよう3人に指示し、さらには3人を従え、自ら身代金強奪の指揮をとり始める!
スタッフのオススメ
この作品は第1回KAWASAKIしんゆり映画祭で上映されました。さらに今年は岡本喜八監督の生誕100周年。コメディタッチの誘拐劇でありながら、岡本監督らしい国家への反骨精神も感じられます。今は亡き北林谷栄さんや緒形拳さんの名演をスクリーンで見られる30回にふさわしい上映をお見逃しなく!
協力:喜八プロダクション City Lights
副音声イヤホンガイド付き上映

映画監督・岡本喜八生誕100周年記念プロジェクト
ゲスト
春日太一(かすが・たいち)さん
1977年、東京都生まれ。時代劇・映画史研究家。日本大学大学院博士後期課程修了(芸術学博士)。
著書に『天才 勝新太郎』(文春新書)、『時代劇は死なず!完全版 京都太秦の「職人」たち』(河出文庫)、『鬼の筆 戦後最大の脚本家・橋本忍の栄光と挫折』、『ヒット映画の裏に職人あり!』(小学館新書)など多数。

川崎ゆかりの映画
「実相寺昭雄」と「風の谷幼稚園」を知っていますか?
実相寺昭雄監督作品 ウルトラマン
同時上映 実相寺昭雄の世界-ウルトラマン創作秘話-

上映スケジュール
10/26[土]15:25 小劇場
11/2[土]13:50 小劇場
ゲスト
高橋巖監督
内野惣次郎さん
ゲスト
桜井浩子さん(女優・コーディネーター)
樋口尚文さん(映画評論家・映画監督)
『実相寺昭雄監督作品 ウルトラマン』
●1979年/日本/102分
●監督:実相寺昭雄 ●脚本:佐々木守
●撮影:福沢康道 内海正治 中堀正夫
●出演:黒部進 小林昭二 桜井浩子
『実相寺昭雄の世界-ウルトラマン創作秘話-』
●2022年/日本/
●構成・演出:高橋巖 ●ナレーション:寺田農
●製作 映像のまち・かわさき推進フォーラム
実相寺昭雄研究会
ゲストトーク
高橋巖監督/内野惣次郎さん(10/26)
桜井浩子さん/樋口尚文さん(11/2)
あらすじ
初代『ウルトラマン』の中から実相寺昭雄が監督した5つのエピソードを再編集し、さらに新作カットも挿入して劇場公開したオムニバス作品。怪獣バトルのみならず、実相寺監督ならではの人間ドラマも見どころのひとつ。
同時上映は高橋巖監督のドキュメンタリー作品『実相寺昭雄の世界-ウルトラマン創作秘話ー』。ナレーションは実相寺監督の友人であった寺田農が担当。
スタッフのオススメ
1966年のテレビ放送以来、今もなお世代を超えて愛されるヒーロー・ウルトラマン。本作の監督・実相寺昭雄氏は麻生区在住でした。その特異な演出スタイルに盟友・佐々木守氏の脚本が組み合わさることにより、シリーズ屈指のエピソードが生まれました。今見ても斬新な実相寺監督のウルトラマンをお楽しみください!
ゲスト

桜井 浩子 (さくらい・ひろこ) さん
女優・コーディネーター

樋口 尚文 (ひぐち・なおふみ) さん
映画評論家・映画監督
実相寺昭雄監督作品 ウルトラマン
実相寺昭雄の世界-ウルトラマン創作秘話-
協力:「映像のまち・かわさき」推進フォーラム



高橋巖(たかはし・いわお)監督
映画監督
内野 惣次郎(うちの・そうじろう)さん
プロデューサー
1956年、講談社の少女雑誌「なかよし」の写真小説「ひとみちゃん」のヒロインに抜擢。
1961年、オール東宝ニュータレント第1期生として入社 。「青べか物語」「社長外遊記」「お姐ちゃん三代記」「江分利満氏の優雅な生活」等に出演。
1966年、「ウルトラQ」「ウルトラマン」にて初代ウルトラヒロインとなる。
1993年より円谷プロにて女優・コーディネーターとして活動。
近著に「『ウルトラQ』『ウルトラマン』全67作撮影秘話 ヒロインの記憶」がある。
『帝都物語』(実相寺昭雄監督・1988)に潜り込み、演出部見習いになる。『infinity∞波の上の甲虫』(2001)で映画監督デビュー後は、いろいろな演出をする。
2008-16年の8年間は、和光大学で映像ゼミなど受け持ち、楽しく過ごす。以降は自主的に短編などを作っている。鶴川SMCの審査員でもある。
子役として『ウルトラQ』#18「虹の卵」、『ウルトラマン』#15「恐怖の宇宙線」などに出演。2023年には『ウルトラマンブレーザー』#15「朝と夜の間に」にもカメオ出演した。
造形作家の故・寒河江弘さんの遺志を継ぎ「ご当地怪獣」プロジェクトを推進している。
映画評論家、映画監督、神保町のシェア型書店「猫の本棚」(http://https://nekohon.tokyo) のオーナー。著書に『大島渚全映画秘蔵資料集成』(キネマ旬報映画本大賞第一位)『実相寺昭雄 才気の伽藍 鬼才映画監督の生涯と作品」『秋吉久美子 調書』ほか多数。監督作に秋吉久美子・染谷将太主演『インターミッション』、前田敦子・高良健吾主演『葬式の名人』。
11/2(土)トークゲスト
10/26(日)トークゲスト
時代遅れの最先端ー風の谷幼稚園のこどもたちー

あらすじ
大都会・川崎のはずれには、緑に囲まれた幼稚園がある。最新の遊具もなければ、送迎バスもない。この時代遅れのように見える幼稚園には、目を輝かせる園児たちと、熱意に満ちた園長先生が過ごしている。彼らは手を動かし、体を動かし、好きなことを見つけていく。この作品はそんな園児たちを追ったドキュメンタリーである。
スタッフのオススメ
様々な教育法が溢れる現代において、雑木林に囲まれたジャングル道を歩き、金槌と釘で遊具を作る「風の谷幼稚園」は時代遅れなのか、それとも最先端なのか。しかし、子どもたちは間違いなく輝いています。現代の教育に一石を投じる作品であり、心温まるひとときを提供してくれます。ぜひ一度ご覧あれ。
ゲスト

天野 優子 (あまの・ゆうこ) さん
風の谷幼稚園 園長
10/27・11/4
保育付き上映(11/4のみ)

世界が認めたNIPPON! あの話題作を再びスクリーンで!
PERFECT DAYS

役所広司さん(10/26)
上映スケジュール
10/26[土]10:30 小劇場
ゲスト
役所広司さん(俳優)
11/4[月・振休]14:10 小劇場
ゲスト
高崎卓馬さん
(クリエイティブディレクター、小説家)
『PERFECT DAYS』共同脚本・プロデュース
●2023年/日本/124分
●監督:ヴィム・ヴェンダース
●脚本:ヴィム・ヴェンダース 高崎卓馬
●撮影:フランツ・ラスティグ
●出演:役所広司 柄本時生 中野有紗 田中泯
高崎卓馬さん(11/4)
あらすじ
公共トイレの清掃員として働く主人公平山。昔から聴いている音楽に耳を傾け、休日に買う古本を読むことにささやかな喜びを感じ、変化に乏しいながらも充実した日々を送っていた。小さなフィルムカメラを持ち歩き、木々の写真を撮ることが好きな彼はある日、思いがけない再会を果たし、それが彼の過去を静かに揺らし始める。
スタッフのオススメ
言葉少ない平山の淡い日常を、まるでドキュメンタリーのように演じた役所広司さん。今作で第76回カンヌ国際映画祭最優秀男優賞を受賞されたことでも話題となりました。皆が忘れてしまっている幸せや心の豊かさとは何かを改めて考えさせてくれます。爽やかな後味が残る、何度でも観たくなる名作です。
ゲスト
役所 広司(やくしょ・こうじ) さん
10/26
97年主演の『うなぎ』(今村昌平監督)がカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞、
近年では『すばらしき世界』でシカゴ国際映画祭最優秀演技賞、
キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞を受賞。『PERFECT DAYS』では
カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞受賞、その後も多くの国際映画祭で上映。
日本アカデミー賞最優秀主演男優賞、キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞、
アジアン・フィルム・アワード最優秀主演男優賞を受賞。
また今年の川喜多賞を受賞。10/25(金)からは主演最新作「八犬伝」が公開。

副音声イヤホンガイド付き上映

高崎卓馬(たかさき・たくま)さん
11/4
JR東日本「行くぜ、東北」など数々の広告キャンペーンを手がけ、2024年3度目となるJAAAクリエイター・オブ・ザイヤーを受賞。
映画PERFECTDAYSでは、ドイツの巨匠ヴィム・ヴェンダースと共同で脚本・プロデュースを行い、カンヌ国際映画祭で役所広司が最優秀男優賞を受賞。米国アカデミー国際長編部門でノミネートを果たす。
主な著書に、80年代の青春を描いた小説「オートリバース」(中央公論新社)、
海外でも評価の高い絵本「まっくろ」(講談社)などがある。
映画PERFECTDAYSの裏側を書いた「逆光」(リトルモア)はその資料的価値も話題に。

映画とともにまちとともに まちにミニシアターのある奇跡
ディス・マジック・モーメント


保育付き上映(11/3のみ)
あらすじ
世界でも有数の“独立系ミニシアター大国”である日本。しかし一概にミニシアターといってもその成り立ちや経営は多種多様である。マレーシア出身、大阪を拠点に活動しているリム・カーワイ監督がそんな個性派揃いの22館のミニシアターを巡って館長達の思いに耳を傾けたドキュメンタリー映画。そこから見えてきたものとは。
スタッフのオススメ
全国のミニシアターを巡りながら監督とともに旅をしている気分になる90分。それぞれの映画館がもつ味わいが伝わるとともに、映画に魅せられた人達がどのような思いを持って劇場を営んでいるのかを知る旅でもあります。“映画は映画館で観る派”には必見の作品。あなたはラストシーンをどう受け止めますか。
リム・カーワイ監督
11/4
1973年マレーシア・クアラルンプール生まれ。大阪大学で電気工学を専攻、98年卒業。2004年北京電影学院で映画を学ぶ。
2010年北京で『アフター・オール・ディーズ・イヤーズ』を自主制作し長編デビュー。
主な作品に『あなたの微笑み』(2022年)、大阪を舞台にした3部作『新世界の夜明け』(2011)、『恋するミナミ』(2013)、『カム・アンド・ゴー』(2020)、
バルカン半島を舞台にした『どこでもない、ここしかない』(2018)、
『いつか、どこかで』(2021)、『すべて、至るところにある』(2024年)
ゲスト

大矢敏(おおや・さとし)さん
11/3
川崎市アートセンター・映像ディレクター
しんゆりこどもシアター 世界的ベストセラーのアニメ化作品
映画『窓ぎわのトットちゃん』

●2023年/日本/114分 ●監督:八鍬新之助
●脚本:八鍬新之助 鈴木洋介 ●撮影:峰岸健太郎
●声の出演:大野りりあな 役所広司 小栗旬 杏
あらすじ
落ち着きがないことを理由に、小学校を退学になってしまったトットちゃん。新しく通うことになったトモエ学園の校長先生は、出会ったばかりのトットちゃんに優しく語りかけた。「君は、ほんとうは、いい子なんだよ。」トット ちゃんの元気いっぱい、すべてが初めてだらけの日々が始まる-。
スタッフのオススメ
原作は黒柳徹子さんの自伝的小説として全世界で2500万部以上、20以上の言語で翻訳されたベストセラー。お子様はもちろん、大人も一緒にみてほしい、みた後感想を話し合ってほしい、そんな素敵な作品です。今年6月、国際的なアニメ映画祭で受賞するなど海外でも高い評価を受けています。
保育付き上映(11/4のみ)

HELLO! MOVIE®️対応作品
バリアフリー日本語字幕付き上映



みんなで楽しむリトミック体験
11/4
新百合ヶ丘にじいろリトミック
イベント

小路紘史が描くノワール
キャスティング、撮影、編集、とことんこだわり抜いたインディーズの世界へ!
ケンとカズ(PG12)

上映スケジュール
11/1[金]15:40 小劇場
11/3[日 ]15:15 小劇場
●2016年/日本/96分
●監督・脚本:小路紘史 ●撮影:山本周平
●出演:カトウシンスケ 毎熊克哉 飯島珠奈 藤原季節
あらすじ
悪友のケンとカズは、自動車修理工場を隠れみのにして覚醒剤の闇取引で金を稼いでいた。しかし、ケンは恋人の早紀の妊娠によりまっとうな人生を願うようになる。だがカズが認知症の母を施設に入れるのに必要な金の為、密売ルートを増やそうとしたことから元締めのヤクザに目をつけられ次第に追い詰められていく。
スタッフのオススメ
それぞれの事情を抱えながらも裏社会でしか生きられない男達の運命を描いた本作は、ストイックで強烈なだけではなく、時に切なく哀しみをともなう。制作当時、長編デビューとなる20代の監督をはじめスタッフ・キャストはなんと全員新人!第28回東京国際映画祭(日本映画スプラッシュ部門)作品賞受賞。
表現者(アーティスト)としてのプライド
ファースト・ポジション 夢に向かって踊れ!

ゲストトーク
上映ス ケジュール
10/27[日]18:00 小劇場
11/1[金]11:00 小劇場
小山久美さん
ゲスト
●2011年/アメリカ/94分
●監督:ベス・カーグマン ●撮影:ニック・ヒギンズ
●出演:アラン・ベル ミケーラ・デ・プリンス レベッカ・ハウスネット
小山久美さん(昭和音楽大学バレエ研究所所長)
(10/27)
あらすじ
未来のバレエダンサーを目指す6人の子供たちが、ニューヨークで開催される世界最大のバレエコンクール「ユース・アメリカ・グランプリ」(YAGP)に挑戦する姿を追ったドキュメンタリー。異なるバックグラウンドを持つ彼らが、ひとつの夢に向かって成長する。家族の支え、友情、涙と感動の舞台がここに開かれる。
スタッフのオススメ
バレエをする姿は優雅な大人。でもシューズを脱ぐとそこにいるのは一人の子ども。
親やコーチの支えを 受けて、ひとつの夢に向かって、踊る姿はなんと美しいことか。
厳しい練習の中でも見せる本当の笑顔をぜひ見てほしいです!
ゲスト

小山 久美 (おやま・くみ) さん
10/27
慶應義塾大学文学部哲学科卒業。1979年、スターダンサーズ・バレエ団入団。84年文化庁在外研修員として渡米、翌年よりタンパ・バレエ団に参加。帰国後は「ジゼル」をはじめ、数多くの作品に主演。2003年、スターダンサーズ・バレエ団総監督に就任。08年より昭和音楽大学短期大学部教授、09年より昭和音楽大学バレエ研究所所長。
音楽・映像のまち川崎
世界の祭を熱狂させる古くて新しい日本の民謡
ブリング・ミンヨー・バック!

ゲストトーク
上映スケジュール
10/27[日]14:20 小劇場
11/3[日]10:50 小劇場
森脇由二監督
ゲスト
ゲスト
民 謡クルセイダーズ
●2022年/日本/90分
●監督・撮影:森脇由二
●出演:民謡クルセイダーズ Frente Cumbiero ピーター・バラカン
森脇由二監督 (10/27)
民謡クルセイダーズ(11/3)
あらすじ
日本人のくらしから生まれ歌い継がれてきた民謡。だが、生 活スタイルやコミュニティの変化で今では歌う人も聴く人も少なくなった。民謡はこのまま消えていくのか…?否!東京福生を拠点に活動する民謡クルセイダーズは新たな民謡の魅力を解き放つ。彼らの活動と2019年のワールドツアーを追った、必見のドキュメンタリー。
スタッフのオススメ
まずは感じて楽しむべし!「民クル」の楽曲はソウルミュージックとしての民謡を再発見させてくれます。彼らをこよなく愛すピーター・バラカンさんをはじめとする著名人のインタビューは民謡のルーツを紐解いてくれます。音楽のまちかわさきの、あなたの身近な民謡も次世代に伝えていきたくなるヨー!
バリアフリー協力:CINEMA Chupki TABATA
ゲスト

ゲストトーク
森脇由二 (もりわき・ゆうじ) 監督 10/27
1982年生。早稲田大学卒業後、広告の撮影部からキャリアをスタートし、その後 編集プロダクションを経て2011年に独立。現在東京を拠点に、CMやMVのディレクター/エディターとして活動している。2022年に長編ドキュメンタリー映画「Bring Minyo Back!」を製作/監督した。
ゲストライブ
民謡クルセイダーズ
11/3 ライブ付き上映

バリアフリー日本語字幕付き上映

副音声イヤホンガイド付き上映
保育付き上映(11/3のみ)


かつて戦後間もない頃、偉大なる先達が大志を抱き試みた、日本民謡とラテンリズムの融合を21世紀に再生させる「民謡クルセイダーズ/MINYO CRUSADERS」。
東京西部、米軍横田基地のある街「福生」在住のギタリスト田中克海と民謡歌手フレディ塚本を中心にミュージシャンが集まった。2017年に1st Album「ECHOES OF JAPAN」を完成させP-VINEよりリリース。海外リリースも果たし、各方面で絶賛された。2019年以降は数多くの海外ツアーを行い、これまでに全世界18か国での公演を成功させている。2023年には6年ぶりとなる2nd Album「日本民謡珍道中/TOUR OF JAPAN」をUNIVERSAL MUSIC JAPANよりリリース。
※今回の映画上映後のミニライブは、民謡クルセイダーズ・メンバーによる小規模編成で行います。
発掘感のある世界の秀作
カブールのツバメ

オンライン ゲストトーク
上映スケジュール
11/2[土]10:00 小劇場
11/4[月・振休]18:15 小劇場
オンライン ゲスト
安井浩美さん