多くの顔を持つ役者「リリー・フランキー」

2018年度の特集企画です。開催は終了しました。

『万引き家族』での存在感と演技で深い印象を与えたリリー・フランキー。イラストレーターや小説家としても活躍する彼の、多彩な魅力が詰まった2作品をお楽しみください!

10月30日追記: 『パーフェクト・レボリューション』11月4日(日)の上映回では、主演のリリー・フランキーさん、企画・原案の熊篠慶彦さん、松本准平監督によるゲストトークを開催!
 

『blank13』

©2017「blank13」製作委員会

上映スケジュール
10月31日 (水)
11:10
小劇場
11月4日 (日)
13:40
映像館

2017年/日本/70分
監督:齊藤 工/脚本:西条みつとし/原作:はしもとこうじ
出演:高橋一生、松岡茉優、斎藤 工、リリー・フランキー

あらすじ

13 年前に蒸発した父の消息が判明した。ガンで余命三ヶ月。ギャンブルでこしらえた借金を残して消えた父に「恨みしかない」と、母と兄は会おうとしなかった。しかし優しい父の記憶が忘れられない弟は、病院へ向かい再会を果たす。家族たちとの溝は埋まることなく父は亡くなるが、葬儀当日の参列者たちが語る父のエピソードで、彼の13 年間の“ 空白”が埋まっていく。

おすすめコメント

俳優として大活躍の斎藤工の長編初監督作品。実話をもとにした本作は、失踪する父親を演じるリリー・フランキーほか、実力派の俳優陣の好演が光ります。彼らの演技を引き出し、丁寧にひとつひとつの場面を撮っていった齊藤監督の、スタッフ・キャスト、観客への愛と尊敬の念が作品のそこかしこから感じられます。

 

『パーフェクト・レボリューション』

©2017「パーフェクト・レボリューション」製作委員会

リリー・フランキーさん、熊篠慶彦さん、松本准平監督

上映スケジュール
10月30日 (火)
14:00
​小劇場
11月4日 (日)
16:55
小劇場

2017年/日本/117分/PG12
監督・脚本:松本准平/企画・原案:熊篠慶彦
出演:リリー・フランキー、清野菜名、小池栄子

あらすじ

幼少期に脳性マヒを患い、電動車椅子での生活を送るクマ。彼はセックスが大好き。「身体障がい者にとっての性」への理解を訴えるために活動中。ある日、クマは著書のイベントで若い女性、ミツと出会う。彼の生き方に感銘を受けたミツはクマに「あなたとわたしみたいなのが幸せになれたら、それってすごいことだと思わない? 」と言う。ミツはクマに、とある提案をする。

おすすめコメント

クマを演じるリリー・フランキー。ミツを演じる清野菜名。2人の演技が圧巻だ。企画・原案の熊篠氏と旧知ゆえの、リリーの遠慮がない真摯な演技は、クマが置かれている状況をストレートに訴えかける。対する清野の演技は状況を打破するために現れた救世主のように、本作に明るさをもたらす。クマとミツの運命の行く先をぜひ、劇場で。

ゲスト(予定)

リリー・フランキーさん

 

1963年11月4日生まれ。福岡県出身。武蔵野美術大学卒。イラストやデザインのほか、文筆、写真、作詞・作曲、俳優など、多分野で活動。初の長編小説『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』は2006年本屋大賞を受賞し230万部を超え、絵本『おでんくん』はアニメ化。音楽活動では、総合プロデュースした藤田恵美「花束と猫」が「第54回 輝く!日本レコード大賞」において優秀アルバム賞を受賞。俳優としては、映画『ぐるりのこと。』でブルーリボン賞新人賞、第37回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞(『そして父になる』)、優秀助演男優賞(『凶悪』)ほか多数の映画賞を受賞。16年にも第40回日本アカデミー賞、第59回ブルーリボン賞でそれぞれ優秀助演男優賞を受賞。17年には『美しい星』、『パーフェクト・レボリューション』の主演作をはじめ他多数の作品に出演。18年には第71回カンヌ国際映画祭パルム・ドール作品『万引き家族』や『SUNNY 強い気持ち・強い愛』に出演。

熊篠慶彦さん(企画・原案)

特定非営利活動法人ノアール理事長

1969年、神奈川県生まれ。出生時より脳性麻痺による四肢の痙性麻痺がある。医療、介護、風俗産業など、さまざまな現場で障害者の性的幸福追求権が無視されている現状に突き当たり、ノアールの活動を通して身体障害者のセクシュアリティに関する支援、啓発、情報発信、イベント・勉強会などを行っている。

松本准平監督

映画監督

1984年、長崎県生まれ。東京大学工学部建築学科卒業、同大学院建築学専攻修了。吉本総合芸能学院(NSC)東京校12期生。カトリックの家庭に生まれ、キリスト教の影響を強く受ける。NPO法人を設立し映像製作を開始。2012年、劇場監督デビュー作『まだ、人間』を発表。続いて2014年、作家・中村文則の小説原作『最後の命』を監督。同作でNYチェルシー映画祭・最優秀脚本賞を受賞。

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